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先輩の彼女を調教してやった
第61章 太田の心境
その頃太田は自宅で会社に向かう準備をしていた。

「くそっ、広美ちゃん先輩の事をまだ好きなのかよ」

部屋でそう呟く太田。

当初太田は広美とエッチな事が出来るだけで満足していた。
広美は会社でも指折りの可愛い女の子だ。

ましてや太田は広美が入社してきた時に気になっていた女の子だった。
だからセックスが出来ればそれで良かった。

しかし太田は広美とのセックスを重ねるにつれ、広美の事を自分のものにしたいという気持ちになっていた。
そして広美が健治と別れたと聞いて、それが叶ったと思っていた。

それなのに、昨晩広美は朦朧とした意識で健治の名前を呼んだのだ。

太田はそれが許せなかった。

もちろん広美は太田の事を好きになりセックスを続けている訳ではない。
しかし太田は勝手に広美は裏切られた気持ちになり、広美に対して怒りの感情を持ってしまった。

「絶対に許さねーからな、広美ちゃん裏切った事を後悔させてやるからな」

太田はたた単に広美とセックスをしたいという気持ちから、自分を裏切った広美に罰を与えてやろうという気持ちに変わってしまった。

そして太田は携帯を弄り、広美に一通のメールを送りつけ会社に向かった。
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