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先輩の彼女を調教してやった
第7章 通勤電車での卑猥な行為
「うん、大丈夫!昨日の事は全部忘れよう」
「きっと太田さんも約束守ってくれるだろうし、大丈夫」
「う〜ん、太田さんと顔会わすの、やっぱり気まずいけど、そのうちなんとかなるよね」

広美は自分に言い聞かせるように、そう呟いた。

とは言っても、なるべく太田には会いたくないのが本音だ。
そんな広美はいつもより早起きして家を出発した。

駅につき、ホームを眺めるといつもと違う時間のせいか人で混雑している。

「うわー混んでる、この時間こんなに混んでるんだ、失敗したなぁ」

独り言を呟く広美は、後ろから名前を呼ばれたのに気がつく。
誰だろうと振り向くと、そこには太田の姿があった。

「あっ」

広美はバツが悪そうに声をあげる。
太田は近づいてきて広美に話しかけた。


「あれー?広美ちゃん今日は早いんだな」
「俺、実は今日広美に会うの気まずくてさ、早めに家をでたんだよね」
「あっ、もしかして広美ちゃんも同じ考えだった?」

広美は太田も同様に、気まずさを感じている事がわかり、なんとなく安心した。


(そうよね、気まずさはお互い様よね)
(それより、早めにこうやって太田さんと会話しといて良かった)


「ふふ、そうですね、でも昨日の事は、もう終わりですよ、私のお願い聞いて頂いてありがとうございました」

太田はお辞儀をした広美に、そんなの止めなよと制止して、話を続けた。

「おう、お互いもう忘れよう、今日からいままで通りの関係で頼むよ」
「よし、これでこの話はおしまい!ほら電車きたぜ、乗るぞ」


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