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先輩の彼女を調教してやった
第8章 再びホテルに
(話が終わったら早く帰ろう)

広美は早く太田と話を終えてホテルを出たかった。
広美は部屋に入るなり話を切り出した。

「あ、あのー、メールした件なんですが、ちょっと約束と違うというか、やめて欲しいです、ああいう行為」

太田は広美の意見を聞き終わるとゆっくりと話し始める。


「う〜ん、どうだろうね」
「ほら、たしかにさ、1000万は広美ちゃんとセックスした対価だけどさ」
「口止めはさ、別なんじゃないかなって」

広美は太田は何を言い出したのだろうと、太田の話を聞き返す。


「え?どういう意味ですか?ちょっと理解が出来ないです」

広美の問いかけに太田は続ける。

「だからさ、俺は広美ちゃんとセックスして、それに対してお金払っただろ」
「でもさ、口止めってさ、広美ちゃんが俺に頼む事じゃん」
「だから俺を口止めするなら、広美ちゃんからそれなりの対価をもらわないと割にはあわないかなって」

広美は予想もしていなかった内容に理解が追い付かない。
ただ太田が自分に何かを要求しているということは把握した。

広美は黙りこみ、頭の中で必死に状況を整理する。
返答の無い広美に、太田が苛立ったように再び話し出す。

「早い話しさ、先輩に内緒にしたかったら、もう少し広美ちゃんとセックスさせろって事だよ」

太田の発言に広美は血の気が引いていく。

「嘘でしょ、なんで?そんなの嫌よ」

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