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先輩の彼女を調教してやった
第10章 調教されていく広美
広美は初めて自分からキスをした。
しかしその相手は健治ではなく、健治の後輩である太田だった。

はたから見るとまるで広美が好きな男性に自分の気持ちを伝えるような愛らしいキス。

(こ、これでいいのかな?)

広美は処女でもなく、昨日に至っては太田とセックスをしている。
それでも自分主体で進んでいく卑猥な行為に、まるで処女のように勝手がわからず戸惑ってしまった。

言われた通りキスを終えた広美は太田を見ると、いまだキスを待ち受けるような仕草をしている。

「あ、あのーキスしました」

太田は少し笑いながら広美に返す。

「いやいや、広美ちゃん」
「こんな子供みたいなキスじゃなくてさ、ほら、昨日しただろ、舌をお互いに絡めてさ」

広美はハッとし、昨日の光景が頭に浮かぶ。

(えっ?あれを私がするの?嘘でしょ、あんなやらしい事したくない)

「ほらほら、広美ちゃん早く、契約しただろ」

太田は舌を出して広美に催促をする。

広美は契約という言葉に反応した。

(やるしかないのね…、仕方ないの、約束しちゃったんだし、我慢するしかないよね)

広美は自分の立場を理解し、仕方ないと決心した。


そして広美は目の前で舌を出して待つ太田に、自分も舌を出し、それを重ねた。
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