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先輩の彼女を調教してやった
第15章 事が終わり
広美がシャワー終え、着替えて戻ってくると、太田も脱いでいた服を来て広美を待っていた。

「遅かったな、じゃあ今日のところは帰るとするか」

広美は小さくうなずき太田の意見に同意した。

「うーん、後九回しかないのかー、くそーもう約束しちゃったしなー、もっと欲張ればよかったよー」

太田は敢えて【だけ】と言葉を使い、いかにも九回が少ないと広美に印象付けた。
実際には九回もあれば、広美の体を相当やりたい放題やれると太田は思っていた。
しかも性に無知な広美に色々と教え込めると考えると太田は興奮してしまう。

「太田さん約束ですからね、口止めとして後九回は付き合います」
「だから健治さんには絶対に内緒にしてくださいね、頼みますよ」

広美は太田との約束を合意している口調で答える。
太田はそれを聞き、もしかして今日、激しくセックスをしてしまった事で広美の気が変わっていないか心配をしていたが、約束を守る意志があることがわかり安心した。

「広美ちゃん、帰る前にちょっと抱きしめさせてもらうぜ」

太田にそう伝え、広美を抱きしめ、少し嫌がる広美にキスをした。

「あっ、だめっ、あ、うっ、もぉー」

予想にしてなかった太田の包容とキスに広美は声をあげたが、行為を受け入れ終わるまで待った。

「ふぅ、広美ちゃんの体やわらけーな」
「こうすると恋人同士みたいだな」

太田は広美を抱きしめたまま、笑いながら広美に言った。

「恋人なんてやめてください!私には健治さんがいますから!」

広美は怒った口調で太田を注意し、太田の体から逃げるように離れた。

「そんな嫌がるなよ、まぁいいや、ほらっ、今日はこれでタクシーに乗って帰りなよ」
「夜遅いし、それに俺と一緒に帰るの嫌だろ?」

太田はタクシー代として、一万円を広美に差し出した。
広美は一度断ったが、太田に説得させられ、お金を受け取り鞄にしまった。

広美が帰ろうと扉の方に向かうと、突然太田が声をあげた。

「あっ、そうだ!忘れてた」
「広美ちゃんの下の毛を処理してやんなかったな、ごめん、ごめん」
「次の時でもいいか?」

太田の声に振り向いた広美は内容を聞き、ムッとしたような顔で太田に言い返す。

「じ、自分でやるからいいです!」

広美はクルリと扉のほうに体を向け、スタスタと歩きだし、部屋に太田を残し帰っていった。

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