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性に溺れる私
第3章 【先生への逆襲】
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離れようにも離してくれない。
先生の藻掻きが伝わってくる。
「続けたい」
ちゃんと言えたね。
それでこそ私の惚れた先生だよ。
「じゃあ、これから私をどう扱うかわかってるよね…?」
首の後ろに手を回し再び身体を密着させた。
その眼鏡の奥の荒んだ瞳で私をどうするのか、理解した上で続けたいと言ったんだよね…?
「藍沢を……虫ケラのように扱い……性奴隷にする」
言いながら声震えてるじゃん。
言ってる傍から興奮してるの?
「そうだね、出来る?」
もう唇が触れそうな距離。
「お前を……犯し続ける、いいな?」
嗚呼………ゾクゾクする。
その瞳で見てほしかった。
満たされていく。
先生にはそれがお似合いなんだよ。
「最高です先生……これでおあいこですね」
「え…?」
「もうお互いに別の相手が居るのに…」
チュッとリップ音を立ててキスをする。
至近距離で見つめ合う視線は欲で溢れてる。
「ダメですね……こんな事」
壁側に押され再び先生からのキス。
荒々しくて好きです…それ。
二人でいる間はもっと支配してくれて良いんだよ…?
痺れるくらい欲で縛りつけて。
身体を押して唇を離す。
「時間です……怪しまれるといけないので戻りますね?」
行く先を壁ドンで阻まれる。
「アイツと付き合ったままなのか!?」
「え……」
「アイツにも、同じようなことさせてるのか!?」
取り乱すなんてらしくないですよ。
付き合ったまま…なんてどの口が言うの?
じゃあ先生は別れてくれるんですか?
そんなこと言う私じゃないけれど。
口にしてしまえばそれはルール違反。
「焦り過ぎです、彼は遊びですよ…?本命は先生です」
そっと踵を上げて耳元で。
「さっきみたいなお仕置き……またしてくださいね」
意味のない笑顔向けて通り抜ける。
「藍沢…っ」
「合意のもと、ですよね…先生」
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