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楽しい痴漢の時間(ショートストーリー)
第4章 ファスナーを下ろす興奮

僕は通勤で毎朝満員電車に乗っていたが、痴漢行為をしようと思った事はなかった。
服の上から軽く触る程度で、捕まれば前科が付き人生を棒に振ってしまう。
風俗に行って金を払えば、いくらでも女の体なんて触れるし、僕には痴漢をやっている奴らの気持ちは分からなかった。
そんな考えの僕だったが、ある日の事。
満員電車の中、OL風の女性が背を向けて僕の前に乗車してきた。
僕は痴漢と間違われるのが嫌で、女性と少し隙間を空けていた。
なんの意図もなく、ふと女性の尻に目をやると、スカートのファスナーが少し開いていたのだ。
(おっ、なんか白いの見えるぞ、パンツか?)
(なんか中途半端に見えると興奮するな…)
(チラリズムって奴か)
当時、自分では気がついていなかったが、僕には覗き見の性癖があった。
普段見れない、他人の恥ずかしい姿に興奮をしてしまう。
(………)
(もっと見たいな)
(さ、下げてみるか)
興奮してしまった僕は恐る恐る、そして気が付かれない様にゆっくりと、ファスナーの金具に指を掛けた。
僕はドキドキしなが、ファスナーの金具を人差し指と親指でしっかりと掴んだ。
この時点で僕の興奮は最高潮に達した。
知らない女性のスカートのファスナーを僕はこっそりと掴んでいる。
通常、彼氏でもなければ、この女性はスカートのファスナーなんて、触らす事は無いだろう。
僕はそう思うと、変な優越感を覚えてしまった。
(よ、よし、下げるぞ)
電車の揺れに合わせて、本当に少しずつ、金具を掴んだ手に汗をかきながら、ファスナーを下げていく。
服の上から軽く触る程度で、捕まれば前科が付き人生を棒に振ってしまう。
風俗に行って金を払えば、いくらでも女の体なんて触れるし、僕には痴漢をやっている奴らの気持ちは分からなかった。
そんな考えの僕だったが、ある日の事。
満員電車の中、OL風の女性が背を向けて僕の前に乗車してきた。
僕は痴漢と間違われるのが嫌で、女性と少し隙間を空けていた。
なんの意図もなく、ふと女性の尻に目をやると、スカートのファスナーが少し開いていたのだ。
(おっ、なんか白いの見えるぞ、パンツか?)
(なんか中途半端に見えると興奮するな…)
(チラリズムって奴か)
当時、自分では気がついていなかったが、僕には覗き見の性癖があった。
普段見れない、他人の恥ずかしい姿に興奮をしてしまう。
(………)
(もっと見たいな)
(さ、下げてみるか)
興奮してしまった僕は恐る恐る、そして気が付かれない様にゆっくりと、ファスナーの金具に指を掛けた。
僕はドキドキしなが、ファスナーの金具を人差し指と親指でしっかりと掴んだ。
この時点で僕の興奮は最高潮に達した。
知らない女性のスカートのファスナーを僕はこっそりと掴んでいる。
通常、彼氏でもなければ、この女性はスカートのファスナーなんて、触らす事は無いだろう。
僕はそう思うと、変な優越感を覚えてしまった。
(よ、よし、下げるぞ)
電車の揺れに合わせて、本当に少しずつ、金具を掴んだ手に汗をかきながら、ファスナーを下げていく。

