この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
楽しい田舎暮らし
第1章 初めての田舎暮らし
まあ、これがバカでかい。古めかしい造りの母屋はまるで民宿のよう。弁護士に言わせると村の総会は公民館ではなくここで行われるそうで百畳敷の大広間に十人は同時に調理出来そうな厨房まである。とてもじゃないが独り暮らしには不向きだと思ったら離れが在るというではないか。爺様もそっちで暮らしてたと言うので行ってみるとこれもでかい。東京の下手な二世帯住宅の三割増しあるのではなかろうか?三階建てで老人が住む事を考えたバリアフリーで更にエレベーターつき!俺一人なら一階層だけで充分なので落ち着いたら下宿人でも入れる事でも考えるとしよう。