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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第48章 永遠
 宜佑の母は朝鮮人である。明華はふと興味を憶えて訊ねた。



「どのような方だったのですか?」


 宜佑がまた月を見上げた。しきりに思い出すような口調で呟く。


「美しい女(ひと)だったが、今から思えば、どこか儚い雰囲気を漂わせていたな」


「以前、母君のことを白芙蓉の花のような方だとおっしゃっていましたね」


「よく憶えているな」



 宜佑が眼を瞠り、明華は少し得意げに言った。
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