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月の姫~夢占(ゆめうら)の花嫁~
第48章 永遠
 明華は耳まで紅くなった。



「ご存じでしたか」



 宜佑が声を立てて笑った。



「知るも知らないも、ここのところ朝鮮の朝廷では、その話で持ちきりではないか。うちの使節団も恐らくは全員知っているだろう」


 まさか自分の懐妊がそこまで知れ渡っているとは知らず、明華は気が滅入った。



 それでなくとも、明華は〝王を誑かした妖婦〟として、さんざん悪し様に言われてきた。時ここに至り、懐妊したと知れれば、やはり欲得尽くで王に近づいたと余計に痛くもない腹を勘繰られるのではないかと不安だ。
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