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わたしの性生活は突然はじまった
第1章 ア~ン♡エッチ♡
シンヤくんの手紙を渡してきた女子は、シンヤくんの取り巻き女子のひとり。
《これ、絶対、騙(だま)しよね?》
騙されて呼び出され、カツアゲでもされるんだろう。

しかし、一縷(いちる)の望みがあるかもしれない。
《ダメでもともとだ、行ってみよう!》
わたしは、覚悟して、行ってみた。

校舎裏に行くと
「ゆうこちゃん」
とシンヤくんの声がした。
どきっ
振り返る。超絶イケメンのシンヤくんが、たたずんでいた。
《やったあー?ウソじゃ、なかった…》

ただ、用事はいったい何なんだろう?
普通考えられるのは、告白。
でも、わたしは非モテ女子。何か用事でも頼んでくるのか、それともカツアゲされるのか。
わたし、シンヤくんに憧れてるけど、実はシンヤくんのこと、何も知らないんだ。シンヤくんは、ひょっとしたら不良かもしれない。

しかし、すぐにわたしは、シンヤくんがわたしを呼び出したわけに気づいたんだ。
シンヤくんは、わたしのカラダを頭の先から足の先まで、ナメまわすように見てきた。
もう、まる分かりだよ?
やがてシンヤくんは、口を開いた。
「ゆうこちゃんのカラダが、欲しいーッ!!!」
うわー?そのものズバリを言っちゃったよ、シンヤくん?身もフタもないというのは、このことだよ?

「ア~~~ン…。シンヤくんの、エッチ~~~~~」
わたしは、そういうふうに答えた。
正直なところ、わたしは淫欲がとても強くて、シンヤくんの申し出にすぐに答えたいんだけど。
わたしは、まだ中2。男子と淫欲に溺れるには、まだ早いと思うよ。
もちろん、わたしたちの間に愛があれば、喜んでカラダを投げ出すよ?
でも、わたしとシンヤくん、付き合ってもいないのにいきなり淫欲セックスだなんて…。

「し、シンヤくん…。う、うれしいけど、せめて、お付き合いしてから…」
わたしの言葉は、しかしすぐにかき消された。
「ゆうこちゃんっ!今すぐ!今すぐ、ゆうこちゃんのエロいカラダをむさぼりたいんだ…ッ!」
シンヤくんのイケメンな顔が、わたしの顔に間近にせまってきて、わたしは一瞬ウットリ。
しかし次の瞬間、シンヤくんの両手指がぬっと伸びてきて、わたしの半袖体操着の上からわたしの胸の膨らみをがしっとつかんできた。
「ゆうこちゃんっ!!!」
「キャアアアア…」
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