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悪魔から愛されて
第22章 新たに動き出す
私はいつものように、会社近くのカフェでコーヒーをテイクアウト。
会社のロビーでエレベーターを待っていた。
「鈴木さん、おはようございます。」
京子が可愛いピンクのコートを着て、駆け寄って来た。
「西条さん、おはようございます。ピンクのコート、お似合いですね。」
嬉しそうに京子が笑みを浮かべた。
「これ、買ったばかりのお気に入りなんです。…そうだ、もしよければ今日のランチは一緒に行きませんか?」
「嬉しいです。西条さんとランチ楽しみにしてますね…」
私はとても嬉しかった…
記憶から消えても、また新たに京子と友達になれそう…