この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異世界転生しなくても美女とハーレム
第8章 寝取られた妻
ところが、予想外の回答が麻理から返ってきた。
「ランチですか? 奢ってくれるんですか?」
「もちろんだよ、麻理ちゃんはまだ学生なんだし、ここは俺に任せて」
「嬉しいです~、なに食べようかな~」と嬉しそうな表情の麻理。
木下はすっかり鼻の下を伸ばしてる。
だが、それよりも私は面白くないと思っている自分がいる事に驚いていた。
しかも、私の不満げな顔を察したのか、勝ち誇ったような表情で麻理が声をかけてきた。
「そうだ、田中課長もご一緒しません?」
「ええ~~、せっかく二人でランチデートと思ったのに」
今度は木下が不満の声をあげた。
「だって、人数は多い方が良いじゃないですか。
もう少し声をかけます?」
「いや、良いよ三人で。
これ以上増えたら麻理ちゃんと話せないもん」
(女子社員を『ちゃん』付けで呼ぶのはセクハラだぞ)と、散々セクハラを楽しんできた私が心の中で木下を叱る。
「それじゃあ、決まりですね。
え……と、お昼まで三十分か……。
わたし仕事は午後からなんです。 少しリフレッシュルームで時間を潰してますね」
麻理は、それだけ言うと執務室を出ていった。
「ちぇ、邪魔者つきか~」木下はあからさまに不満を口にした。
だが、そんな事はどうでも良かった。
私が、ランチに誘われた麻理に嫉妬した……。
あれほど警戒して、避けようとしているのに、いざ麻理が他の男と約束を取り付けるのを目の当たりにして、心の奥底にモヤモヤした感情が沸き上がったのだ。
「どうしたんですか? 課長」
「ん? 何でもない」
しかも、私の感情を麻理に読み取られた。
麻理への特別な感情を。
「ランチですか? 奢ってくれるんですか?」
「もちろんだよ、麻理ちゃんはまだ学生なんだし、ここは俺に任せて」
「嬉しいです~、なに食べようかな~」と嬉しそうな表情の麻理。
木下はすっかり鼻の下を伸ばしてる。
だが、それよりも私は面白くないと思っている自分がいる事に驚いていた。
しかも、私の不満げな顔を察したのか、勝ち誇ったような表情で麻理が声をかけてきた。
「そうだ、田中課長もご一緒しません?」
「ええ~~、せっかく二人でランチデートと思ったのに」
今度は木下が不満の声をあげた。
「だって、人数は多い方が良いじゃないですか。
もう少し声をかけます?」
「いや、良いよ三人で。
これ以上増えたら麻理ちゃんと話せないもん」
(女子社員を『ちゃん』付けで呼ぶのはセクハラだぞ)と、散々セクハラを楽しんできた私が心の中で木下を叱る。
「それじゃあ、決まりですね。
え……と、お昼まで三十分か……。
わたし仕事は午後からなんです。 少しリフレッシュルームで時間を潰してますね」
麻理は、それだけ言うと執務室を出ていった。
「ちぇ、邪魔者つきか~」木下はあからさまに不満を口にした。
だが、そんな事はどうでも良かった。
私が、ランチに誘われた麻理に嫉妬した……。
あれほど警戒して、避けようとしているのに、いざ麻理が他の男と約束を取り付けるのを目の当たりにして、心の奥底にモヤモヤした感情が沸き上がったのだ。
「どうしたんですか? 課長」
「ん? 何でもない」
しかも、私の感情を麻理に読み取られた。
麻理への特別な感情を。