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隣人愛
第4章 二人の時間
「んっ…」

二人が同時に現実に引き戻される。
かすかに音楽が聞こえている。

「私の携帯かな」

ゆう子は慌ててリビングに戻っていった。
光一はゆっくり後に続いてリビングに入る。
ゆう子が携帯電話で何やら小声で話をしていた。

「はい、わかりました。」

話を終えて、ゆう子が振り返り光一を見た。それは昼間にエレベーターで会ったゆう子に戻っていた。

「ごめんなさい、主人が今夜のうちに帰ってくるらしいの…」。
「じゃ、早く戻った方がいいですよ。」。

光一は自分の気持ちを抑えて言葉を絞り出した。
ゆう子は光一の気持ちを察したのか、光一を抱きしめて耳元で囁いた

「また遊びに来るからね。それまでは私の声だけで我慢してね。」。

そう囁くともう一度熱く唇を合わせた。
あの淫靡な夜から4日が過ぎていた。相変わらずゆう子の艶めかしい喘ぎ声は聞こえていた。ただ以前よりも卑猥な言葉が多く、声もはっきりと聞こえる。それはまるで光一にわざと聴かせているようであった。
仕事帰りにコンビニで夕飯の弁当を買った。そしてデジャヴのようにエレベーターでゆう子と出会った。
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