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不倫研究サークル
第3章 初めてのカノジョは美少女
『カテマッチ』に登録して、早くもマッチングした相手からオファーがあった。

そして、次の土曜日に初めての仕事が決まった。

いよいよ僕も家庭教師として他人を指導するんだと思うと、身が引き締まる思いがした。

「圭君、どうしたの? なんだかやる気のオーラが出てる」

今日も僕は小梢と一緒だ。僕たちは学校の中では極力一緒にいるようにしている。
でないと、小梢はすぐにナンパの被害に会うのだ。


「うん、バイト……、家庭教師なんだけど、最初の生徒さんが決まったんだ」

「圭君、バイトは家庭教師にしたんだ……」


「生徒さんって、どんな子?」


「女子中学生、3年生かな」

「女の子……」


「どうかしたの?」


「ううん……、相手は子供だし大丈夫だと思うけど、圭君にはわたしという恋人がいるんだからね」

「あはは、さすがに中学生はないよ、ヤダな~、僕をロリコンか何かと間違ってない?」


「最近の中学生は大人びてるから、油断できない!」


(あれ? 僕たちって仮初の関係のハズだけど……、何かおかしくない?)


「そうだ、写メ撮ろうよ、圭君」

そう言うと、小梢はスマホを取り出したかと思うと、すぐさまシャッターボタンを押した。


「あはは、急に撮ったのに、よく映ってる~」

彼女のスマホの画面には仲良く顔を並べる僕たちの姿が映っていた。


「圭君にも送るね」


スマホを操作する小梢を見ながら、僕は違和感を覚えていた……。




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