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秘蜜のバイト始めました
第1章 え? 聞いてませんが?
「えええーーー」あひゃーといった感じで私は驚いた。
(杏果さん何歳だろう、かなり年下なんじゃ)と余計な詮索をしてしまう。
「だったら、杏果さんの方が良いんじゃないんですか? お互いの事を良く知っているんでしょ?」
「だからイヤなのよ、プライベートのセックスみたいで、それに、仕事とはいえ別れた男とセックスするのは絶対にイヤ」
(そんなものなのかな~)と、私は納得できない。
「でも、わたし、自信ないです、演技もできないし、それに……」
「そ、そうだよね……」
「それに、あの海って奴、性格悪そうだし」
「海くんは、良い子よ。ただ、私とは合わなかっただけ」
「それに……」
杏果は何か言いかけて沈黙してしまった。顔は苦悶に歪んでいる。
(杏果さん、あんなに頼りげない表情で……可哀そうだ)
(うーーーーん)
こういう時、私は自分がお人よしだな、と思ってしまうが、決断すると真っすぐに突き進むたちだ。
「わかりました、今日だけ、わたし、やってみます」
「ほんとに⁉ ありがとう紗栄子ちゃん」助かったーと杏果が抱き着いてくる。
こうして、私のAV女優デビューが決まってしまった。
本当に大丈夫だろうか……
(杏果さん何歳だろう、かなり年下なんじゃ)と余計な詮索をしてしまう。
「だったら、杏果さんの方が良いんじゃないんですか? お互いの事を良く知っているんでしょ?」
「だからイヤなのよ、プライベートのセックスみたいで、それに、仕事とはいえ別れた男とセックスするのは絶対にイヤ」
(そんなものなのかな~)と、私は納得できない。
「でも、わたし、自信ないです、演技もできないし、それに……」
「そ、そうだよね……」
「それに、あの海って奴、性格悪そうだし」
「海くんは、良い子よ。ただ、私とは合わなかっただけ」
「それに……」
杏果は何か言いかけて沈黙してしまった。顔は苦悶に歪んでいる。
(杏果さん、あんなに頼りげない表情で……可哀そうだ)
(うーーーーん)
こういう時、私は自分がお人よしだな、と思ってしまうが、決断すると真っすぐに突き進むたちだ。
「わかりました、今日だけ、わたし、やってみます」
「ほんとに⁉ ありがとう紗栄子ちゃん」助かったーと杏果が抱き着いてくる。
こうして、私のAV女優デビューが決まってしまった。
本当に大丈夫だろうか……