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体育倉庫のハイエナ
第25章 25
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 今ここで、“ある瞬間”だけを切り取ってみる。

 レンヤの左手は奈津子の股間に赴き、人差指と薬指を使って器用に包皮を捲って、剥き出しにしたクリトリスを、中指の先でジンワリ転がしていた。

 同時に右手は奈津子の右のバストを揉んでいる――この時、マモルがその右の乳首を左手でくすぐっており、かつマモルの右手は、奈津子のヘソの周囲を撫でていた。

 また同じ時ヒデアキは、左手で奈津子の左の乳首をツンツン突きながら、右手の指先では首筋を撫でている。

 マサムネは、右手では扇形に開いた、奈津子の左の太ももを撫でながら、右手で奈津子の左の脇腹を愛撫していた。


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 その“ある瞬間”の光景は、“次の瞬間”には、まったく別の光景に変わった。

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 レンヤの左手の中指が、クリトリスから離れた――するとその時を待っていたかのように、マモルの左手の人差指と、マサムネの右手の中指が、クリトリスを目指した。

 どちらも譲らなかった――結局、奈津子はクリトリスを、二本の指先で責め立てられることになった。

 一方、クリトリスを離れたレンヤの左手は、奈津子の左の耳に移った。

 その耳たぶをくすぐりながら、右手は二つの乳首の間を往復させて、それぞれ交互に愛撫する。

 ヒデアキは右手では奈津子の左の太ももを撫で、左手では首筋を撫でている。

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 そして言うまでもなく、その光景もしばし後には、また別のものへと変化した。

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