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体育倉庫のハイエナ
第25章 25
 さて、マサムネのペニスがめでたく奈津子の処女膜を貫くと、四人は協力して、マサムネのペニスを深々と奈津子の秘裂に突き刺したまま、奈津子の体を仰向けにした。

 然る後、胡坐をかいているレンヤは組んだ足の上に奈津子の頭を乗せ、両脇にいるマモル、ヒデアキの二人もやはり胡坐をかいて、自分の尻の下に奈津子の両手を敷いた。

 こうして新しい形で奈津子の体を拘束した時、奈津子はまだ破瓜の屈辱と苦痛が冷めやらないのか、今にも卒倒しそうな表情で、息も絶え絶えだった。

 しかしながら、奈津子は実に皮肉な形で、その呼吸を取り戻すことになる。

 四人の男達が、各々その指先を使って、拘束した奈津子の体に、愛撫を施し始めたからだ。

 四人の男がそれぞれ両手を使う訳だから、手の総数は8本、指の数は40本になる。

 その40本の指先が、奈津子の肌の上を這いずり回る。

 優しく、かつ縦横無尽に――そんな愛撫を受けて、程なくして奈津子はふたつの乳首とクリトリスを、だらしなく勃起させたようだった。

 合わせて、破瓜の屈辱や苦痛とは別の理由で、四人に囲まれた仰向けの体をわなわなと奮わせる。

 やがては取り戻した呼吸に、四十本の指先による“贅沢な愛撫”に見合う、賑やかな嬌声を乗せ始めた。

「ああぁッ、ふぁぁッ!ふぅあッ、ハアァ!…い、イヤッ、ふぁぁぁ!――い、い、イヤぁんッ!――フォォォ…あぁんっ!」

 おそらくは思わず口走ってしまったんだろう『イヤ』を、マサムネが咎める。

「『イヤ』じゃねえだろう、スケベ女?…本当は気持ちよくて、たまんねえんだろう?」

 それを論証するように、マモルがある事実を指摘した。

「乳首、ビンビンだよ~?ビンビンに勃ってるよ~ぉ?」

 さらにマモルは、今の現状を恩着せがましく、奈津子に語る。

「良かったねーッ!初めてのエッチから、四人の先輩に可愛がって貰えるなんて…奈津子ちゃんの貴重な青春の1ページだねッ!」

 奈津子は反論しなかった。

「ふぁあぁぁ、あッふぉおっ!あふぁ――あふぅん!ウフゥン、ウフンッ!ウフフゥン!――はぁ、あぁぁんッ!」

 喘ぐのに忙しくて、反論でする余裕がなかっただけの話かも知れない。
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