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体育倉庫のハイエナ
第29章 29
「では第六問、男性の性器を表す言葉を、五つ挙げなさい…」
マモルが神妙な顔つきで、奈津子に問題を出し、奈津子が死に物狂いで答える。
「ぺ、ペニスっ!…オチ×チン!チ×ポっ、チ×コっ…そ、それから…」
奈津子はそれから必死で長考した――ものの、五つ目の解答を見付ける前に、マモルが時間切れを宣告した。
「タイムオーバー!不正解です…」
然る後、マモルが解答例を示す。
「正解は、チ×ポコ、マラ、サオ、等々…でした」
そして不正解の罰として、マサムネがまた少し腰を落とした。
より近づいたマサムネの巨大かつ醜悪な尻に、奈津子が目を見張って悲鳴を上げる。
「いやぁぁぁぁッッ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
この劣悪極まりない”遊戯”は、ヒデアキが射精した直後に、やはり奈津子に絶頂の休息を与えぬままに始まった。
今、奈津子はマットの上に仰向けに転がされ、大きく太股を開いて、秘部にマモルのペニスを突き刺されている。
両脇には、ヒデアキとレンヤが座っていた――ヒデアキは右側、レンヤは左側だ――が、二人はそれぞれ奈津子の手首を掴んで、まるで綱引きをするように奈津子の腕を引っ張っていた。
同時に二人は片足を奈津子の頭に伸ばして、その足の裏で奈津子の顔面を両側から挟んでいる――そうやって顔を逸らせない奈津子の頭の先に、マサムネが奈津子に背中を向ける形で立っていた。
尤も『立っている』といっても、今のマサムネは殆ど中腰の状態だ。
ついさっきまでは直立していたのだけど、マモルがそれまでに出題した六問中三問が不正解だったので、中腰になってしまったのだ。
つまるところ、今四人が興じている遊戯は、マモルが奈津子に問題を出題し、不正解の度にマサムネが少し腰を沈める――そしてやがてはマサムネの尻が、奈津子の顔面に重なるというものだった。
奈津子が死にもの狂いになる理由もここにある訳だけど、僕が思うに、あと二問でも不正解を出せば、その時を迎えるだろう。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マモルが神妙な顔つきで、奈津子に問題を出し、奈津子が死に物狂いで答える。
「ぺ、ペニスっ!…オチ×チン!チ×ポっ、チ×コっ…そ、それから…」
奈津子はそれから必死で長考した――ものの、五つ目の解答を見付ける前に、マモルが時間切れを宣告した。
「タイムオーバー!不正解です…」
然る後、マモルが解答例を示す。
「正解は、チ×ポコ、マラ、サオ、等々…でした」
そして不正解の罰として、マサムネがまた少し腰を落とした。
より近づいたマサムネの巨大かつ醜悪な尻に、奈津子が目を見張って悲鳴を上げる。
「いやぁぁぁぁッッ!」
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この劣悪極まりない”遊戯”は、ヒデアキが射精した直後に、やはり奈津子に絶頂の休息を与えぬままに始まった。
今、奈津子はマットの上に仰向けに転がされ、大きく太股を開いて、秘部にマモルのペニスを突き刺されている。
両脇には、ヒデアキとレンヤが座っていた――ヒデアキは右側、レンヤは左側だ――が、二人はそれぞれ奈津子の手首を掴んで、まるで綱引きをするように奈津子の腕を引っ張っていた。
同時に二人は片足を奈津子の頭に伸ばして、その足の裏で奈津子の顔面を両側から挟んでいる――そうやって顔を逸らせない奈津子の頭の先に、マサムネが奈津子に背中を向ける形で立っていた。
尤も『立っている』といっても、今のマサムネは殆ど中腰の状態だ。
ついさっきまでは直立していたのだけど、マモルがそれまでに出題した六問中三問が不正解だったので、中腰になってしまったのだ。
つまるところ、今四人が興じている遊戯は、マモルが奈津子に問題を出題し、不正解の度にマサムネが少し腰を沈める――そしてやがてはマサムネの尻が、奈津子の顔面に重なるというものだった。
奈津子が死にもの狂いになる理由もここにある訳だけど、僕が思うに、あと二問でも不正解を出せば、その時を迎えるだろう。
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