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体育倉庫のハイエナ
第41章 41
 土下座をしているみたいに見える格好で、奈津子がマットの上に蹲っている。

 たった今、放尿を終えたところだ。

 奈津子は頭を抱えていた。

 四人の男はそんな奈津子を取り囲んで立ち、 冷ややかな目で奈津子を見下ろしている。

 各々は口々に、奈津子の犯した失態をネチネチと責めていた。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 

マモル  「奈津子ちゃん、今、何したの…?」

奈津子  「ごめんなさい…」

マモル  「謝れって言ってるんじゃなくて、『何したの?』って聞いてるんだよ…?」

奈津子  「オ、オ…オ、オシッコ、です…」

マモル  「奈津子ちゃん、ここは何処?」

奈津子  「た、体育倉庫…です…」

マモル  「体育倉庫で、オシッコしていいと思ってるの…?」

奈津子  「いえ…」

マサムネ 「じゃあ、どうしてするんだよ…?」

奈津子  「き、気持ち…よかった、から…」

ヒデアキ 「“何”が、気持ちよかったんだ?」

奈津子  「チ、チ×、ポです…レンヤ先輩の、チ×ポ…」

ヒデアキ 「ハハハ…“レンヤ先輩のチ×ポ”だってよ…?」

レンヤ  「でもだからって、こんなところでオシッコしちゃ、ダメだよ…」

奈津子  「ごめんな…さい…」

マサムネ 「しかしお前、本当にチ×ポが好きなんだな…?」

ヒデアキ 「答えろよ…」

奈津子  「…はい、好きです…」

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 

 そこでレンヤが、奈津子に声をかけた。  

「奈津子ちゃん、上を見てごらん…?」

 奈津子が長く伏せていた顔を、上に向ける。

 途端、奈津子は、顔を引き攣らせた。

 そこには、そそり立った四本のペニスと、男達のニタニタと笑う顔があった。

 レンヤが微笑みを湛えて、続けた。

「みんな、奈津子ちゃんのために、また奈津子ちゃんの大好きなチ×ポを、勃ててくれたよ…」

 奈津子はもう、悲鳴すら上げられないようだった。
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