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体育倉庫のハイエナ
第45章 45
 そしてその時に奈津子は、『あぁはぁん、あはぁん、あぁぁんっ』などとだらしない声を出して、悶えてしまった――その悶える声が、傍らにいたマサムネの気に障ったらしい。

「うるせえなあ…」

 それまでは散々楽しんだはずの奈津子の喘ぎ声に、さも苛々したような声でそう苦言を呈した後、マサムネは奈津子の喘ぎ声を抑えるために、その顔の上に尻を乗せた。

 すると奈津子の喘ぎ声はくぐもって、いささかの落着を得た――

「あぁん、あふぅんっ、はぁんっ、あぁあぁんっ――うむっ、うむむむ…むぅん…」

――ものの、そのしばし後に、腰を動かしていたレンヤが、何気なく奈津子の左右のバストにそれぞれ両手を伸ばして、二つの乳首を同時にそっと転がした。

 ここで奈津子が晒した反応が、再び四人の興を煽ることになった。
 
 ペニスで秘部を突かれながら、レンヤに二つの乳首をそっと転がされた瞬間、奈津子は、

「むふーーーッッ!」

 と喘いで、レンヤの両脇にあった、折り曲げていた膝をビィィィン――と、天に向けて伸ばした。

 人間というものは、視界が遮られると、恐怖感を抱くみたいだ。

 その恐怖感が、もしかしたら奈津子の全身の感覚を――性感も含めて――過敏にしているのかも知れない。

 何にせよ、その時に見せた奈津子の反応は、乳首をそっと転がされただけとは思えない、過敏なものだった。

 当然、その反応を見た四人はまた喜んで、同時に奈津子を弄ぶ意欲をまた掻き立てられたらしい。

 それまでは傍観していたマモルとヒデアキが、奈津子の両手をめいめい尻の下にして、そうやって奈津子を拘束した。

 然るに、二人が奈津子の体に今一度、濃厚な愛撫を施し始めたのも、その時からだ。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 

 今、マモルがまたおもむろに右手の人差指の先で、奈津子の右の乳首をそっと突いた。

 途端、奈津子がマサムネの尻の下で、

「むぅぅんッ!」

と、甲高い喘ぎ声を上げて、その体をビクンと震わせた。

 それはやはり、乳首をそっと突かれただけとは思えない反応だった。

 そこで四人はまた――背中を向けているマサムネでさえも――実に楽しそうに笑った。
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