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体育倉庫のハイエナ
第50章 50
 時に、奈津子の頭を前に座るマサムネは、しばらくの間は悶える奈津子を眺めているだけだった。

 でもやがておもむろに立ち上がると、その場で“回れ右”をして奈津子に背中を向けた。

 そうやって――これも前にそうしたみたいに――奈津子の顔の上に、その尻を翳した。

 そんなマサムネを見たレンヤが、腰の律動を中断して、それから笑いながら言った。

「また尻の穴を奈津子ちゃんに舐めさせる気かよ、マサムネ?…そんなことしたら、またお前のチ×ポが勃っちゃうぞ?」

「勃ててやるんだよ…チ×ポが大好きな、このスケベ女のためにな…」

 マサムネは平然とそう答えて、その次には両足の間にある奈津子の顔を見下ろして、奈津子に聞いた。

「お前だって、俺にもう一度チ×ポを勃てて欲しいよな?…お前は“男”のチ×ポが、大好きだよな?」

 やがて、そんな奈津子の傍らで、奈津子の右の乳首を舌で舐め回していた四つん這いのマモルが、その舌先を休めて奈津子に言った。

「奈津子ちゃん、僕のチ×ポに、手を伸ばしてごらん?」

 ここで奈津子は、声をかけたマモルだけではなく、左にいるヒデアキのペニスにも手を伸ばした。

 そして両手で、それぞれのペニスを握った瞬間、奈津子は満面の笑みを浮かべて、声高々に叫んだ。

「勃ってるうううぅぅッッ!」

 どうやらいつの間にかマモルもヒデアキも、またペニスを勃起させいていたようだ。
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