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体育倉庫のハイエナ
第50章 50
 それから奈津子は、長く欲しかった玩具をようやく手に入れた子供のように、はしゃいだ。

「マモル先輩のおチ×ポッ、ビンビンッッ!!――ぬはああぁぁ!――ヒデアキ先輩のおチ×ポも、固ぁぁぁいッ!――うはうはうッッはああッッ!!――あああっ、男のチ×ポ、私ッ、大好きいいいぃぃぃッ!」

 そんな奈津子の姿を見て、僕は心の底から呆れ果てた。

 少なくとも今の奈津子に、その日僕が奈津子をマットに押し倒して、制服を剥ぎ取るまでは持っていた、少女のような可憐さはもう微塵もなかった。

 どうやら人間というものは、ひとつの夕刻の間に、完全に堕落することが出来るみたいだ。

 しかし奈津子は、呆れ果てる僕を他所に、さらに破廉恥な欲望を二人に白状した。

「マモル先輩ッ、ヒデアキ先輩ッ!…お二人のチ×ポの先で、私の乳首ッ、転がして下さいッ!」

「それだったら、もう何度もやったじゃん?」

「もう一度、見たいんですッ!」
 
 マモルが笑いながら、奈津子にそう言った――が、空かさず奈津子もそう返して、それから今一度、猥褻な嘆願を続けた。

「もう一度、私に見せて下さいッ!…お二人のおチ×ポの先で転がされる私の…私のスケベな乳首、もう一度見せて下さいッ!」
 
 自分の乳首を自ら進んで“スケベ”と形容して、マモルとヒデアキに懇願する――そして結局は、二人はこの懇願を受け入れた。

 奈津子のバストの傍らで、四つん這いから膝立ちへと姿勢を変えると、それぞれ自身のペニスの根元を片手で摘まんだ。

 それから奈津子のバストの天辺を、膨らんだ亀頭でゆっくりと撫で回す。

 然るに奈津子は、バストの上を這う二つの亀頭と、その亀頭の下敷きになって転がる自分の勃起した乳首を、嬉々とした目で眺めながら、その光景の感想を述べた。

「ああぁ…男のチ×ポが、おっぱいを撫でてる…ビンビンに勃った、わ、私の乳首を、転がしてる…イ、イヤらしいよぉ…何てイヤら、しいのぉ…」

 その奈津子の声は――きっと興奮のせいだろう――激しく震えていた。
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