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体育倉庫のハイエナ
第53章 53
そもそも奈津子を“獲物”として犯す企画を発案したのは、マサムネだった、
聞いた話によるとマサムネは、数日前に校内のどこかの廊下で奈津子とすれ違って、その時に奈津子を犯すと決めたらしい。
時に僕は今までにも、奈津子の顔を何度か見かけたことがあって、以前から奈津子の存在は(存在だけは、と言うべきなんだろう)知っていた。
前にも少し触れたけど、無邪気な笑顔が可愛らしい、素直そうな女の子だと思った。
それが、僕の奈津子に対する今までの――今日の夕方までの――印象だった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
だけど、今の僕の前にいる奈津子には――だらしなく口を開けて鼻の下を伸ばし、白目を剥いている奈津子には、嘗てのような魅力は、まるで感じられなかった。
奈津子はその魅力を、この夕刻の一時の間に、四人の男達にすっかり破壊されてしまったみたいだ。
でも、以前のような魅力的な奈津子よりも、今の魅力を失った”死んだ羊”のような奈津子のほうが、僕には都合よかった。
臆病で気が弱くて、おまけに根暗な僕には”女の子”は怖くて、抱くことが出来ない。
だけど、”死んだ羊”なら、罪悪感なく犯すことが出来る。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
僕は奈津子の裸体を眺めながら、着ていた制服と下着を、ゆっくりと脱いだ。
然る後、もうずいぶん前から勃起しているペニスを平然と晒して、奈津子に飛び掛かった。
聞いた話によるとマサムネは、数日前に校内のどこかの廊下で奈津子とすれ違って、その時に奈津子を犯すと決めたらしい。
時に僕は今までにも、奈津子の顔を何度か見かけたことがあって、以前から奈津子の存在は(存在だけは、と言うべきなんだろう)知っていた。
前にも少し触れたけど、無邪気な笑顔が可愛らしい、素直そうな女の子だと思った。
それが、僕の奈津子に対する今までの――今日の夕方までの――印象だった。
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だけど、今の僕の前にいる奈津子には――だらしなく口を開けて鼻の下を伸ばし、白目を剥いている奈津子には、嘗てのような魅力は、まるで感じられなかった。
奈津子はその魅力を、この夕刻の一時の間に、四人の男達にすっかり破壊されてしまったみたいだ。
でも、以前のような魅力的な奈津子よりも、今の魅力を失った”死んだ羊”のような奈津子のほうが、僕には都合よかった。
臆病で気が弱くて、おまけに根暗な僕には”女の子”は怖くて、抱くことが出来ない。
だけど、”死んだ羊”なら、罪悪感なく犯すことが出来る。
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僕は奈津子の裸体を眺めながら、着ていた制服と下着を、ゆっくりと脱いだ。
然る後、もうずいぶん前から勃起しているペニスを平然と晒して、奈津子に飛び掛かった。