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イキ狂う敏腕社長秘書
第13章 【狂愛、略奪】
「最近どうなの?上手くやってるみたいね」
「は………はい」
久しぶりに聞く明里さんの声。
視界を塞がれ身体を縄で縛られていく。
忘れかけていた疼きと火照りにジワリ…と濡れる。
「お陰で目標は達成しそうよ」
耳元で囁かれグッと縛られる快楽に喘いでしまう。
「これからどうして欲しい?あの人あげようか?」
「え……?社長の事どうするおつもりですか?」
「経営の為に切り捨てる訳にはいかないけど綺麗に離婚は出来ると思うわ」
徐々に亀甲縛りが仕上がっていく。
割れ目に食い込みまたもや声が漏れる。
離婚って本気なの…?
その為にずっと動いていたのは何となくわかっていたけどスムーズに出来るよう体制は整ったという訳か。
「私たちが別れを発表したら株価は暴落するだろうけどそれも一時的に済むわ、必ず回復するよう手立てはあるから」
明里さんがそう言うなら本当にそうなんだろう。
全社員が路頭に迷う事のないよう動かせる人なんだ。
そこに辿り着くまでの苦労は私には計り知れないもの。
元々は政略結婚だったと言っていた。
家族の為にお互い色々犠牲にしたのよ、そろそろ報われるべきだと思うの…と話していた。
何も人生ごと捨てる訳にはいかない、最後は笑っていたいじゃない…とも。
互いの家計を支えた報い。
喜んで判を押すでしょうね。
そしたら私を迎えに来る…?
「社長婦人の座を譲ってあげるわよ?好きなんでしょ?途中から本気になってたよね?」
何もかも見透かした言い草。
明里さんはそんな人。
常に自信に満ちていて格好良い。
自分を持って迷わず突き進む。
自分に嘘はつかない。
とことん自分に貪欲な人だ。
そう、明里さんも幸せになるべきなんだ。
「これから……女王の道を極めるんですか?」
「そうね、本腰入れるわ」
私はどうしたい…?
何を持って生きていく…?
流されてばかりの人生、終止符を打つべきなのか。
明里さんの緊縛が完成して脚を広げて淫らな格好をさせられた。
乳首を舌と指先で愛撫される。
「本当可愛いわね、男が夢中になる感度よ」
「んんっ……わかりません」