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第1章 姉の親友で筆おろし

あぁっ……美沙さんとキスしてる……。

高校生と中学生だった初対面のときにもドキドキした美沙とのキス……そしてこのあとに待っている初体験……まだ夢の中にいるみたいなフワフワした感覚に包まれながら、翔子は目を閉じて口を少し開く。

すかさず美沙が舌を入れて翔子の舌と絡ませる。

「んんっ……」

悩ましい息を漏らし、翔子が遠慮がちに美沙の背中に手を回す。

慣れている美沙とぎこちない翔子、経験値の差は大きいながらもお互いに求め合う長いキスの後で美沙は翔子の体の上に乗ったまま上体を起こし、翔子の両手を自分のブラジャーの上に導く。

「優しく揉んでね」

目を開けた翔子の顔を見詰めながら、美沙が微笑む。