この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひととせの自由
第3章 郷に入っては俺に従え

──全っ然、違う。


多少の差はあれど、『その場所』は、みんな大体同じような造り。処置で何回も目にしたことはあるし、特に何も感じない。


だけどちょっと待たれい。今目の前にあるお姉さんのは、そういう時に見てたのとは違う。全っ然、違う。

田中くんの唾液と、…お姉さん自身の分泌液で、ぐっちょんぐっちょんに濡れて…この、大人の玩具みたいな作り物のピンク じゃない、自然な桜色に染まって、ほのかに蒸気立って、触ってもないのにヒクヒク痙攣して……


すごくきれいで……すごくやらしい。


「はじめてでしょ、こーゆーの見るの」
「ぁ……」

上目見た先には、四季先生。先生は右手を伸ばすと、指先をお姉さんの『その場所』に触れさせた。そして、くぱ…と左右に優しく割り拓いた。そしてそして、中指を…お姉さんの中にゆっくりと滑り込ませた。


「あん…っ」


四季先生に触れられたことで、お姉さんは嬉しそうな…とっても気持ちよさそうな声を上げ、表情をとろけさせた。…ぅわ、何その顔…。いやらし過ぎるよ…

「ふ、ぁ、っ、あァんっ、や、せんせ…っ」
「ほらひととせちゃん、よーく見て」


先生の中指が、じゅぽじゅぽと音を立ててお姉さんの中を行き来する。その度にお姉さんはビクン、ビクン、と全身を小さく跳ねさせ微かに震える。

私はその様を凝視していた。
だって「見て」って言われたし…目が離せなかったから。


「わかるでしょ。欲しがってるよね」


四季先生の視線は、私の手の中のそれに移った。
直後、先生の指がお姉さんから出ていく。名残惜しそうな声をぼんやりと耳にしながら、私の視線は未だにお姉さんの『その場所』だ。


だって、さっきよりずっといやらしくて……きれい。




「───ひぁッ!」


一際甲高く響いたお姉さんの嬌声。

私が『それ』を、お姉さんの『その場所』に『突き刺した』から。──先生が『命じた』通りに。


私の視線の先はお姉さんのまま。なのに何故か、先生が満足そうに微笑んだのがわかった。
/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ