この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
誘蛾灯
第3章 寄るな危険
 途端に三人の身体がびくりと震え言葉が無くなる。素知らぬ顔で三人に近付くと微かに蚊の羽音に似た振動音が聞こえる。音源は三人のオマンコに納まっている遠隔操作バイブレータだ。スマホで複数台操作可能で振動パターン、強さ等を好きに出来る優れものだ。今は最弱で起動させてある。それでもさっきまで車内で燃えてた官能の焼け木杭に火がつくには十分な刺激だ。
 少し内股になり腰が引けてる絵に描いたようなへっぴり腰になる三人を連れて檻を見て回る。
 「ちゃんと歩かないとバイブ挿入ってるのバレちまうぞ。」
 俺の囁きに自然な歩きを意識して余計に不自然になる美女三人。いかんな。少し悪目立ちする。変な男に声掛けられる前にスイッチを切るか。スマホに手を伸ばすのが少し遅かったようだ。
 「お姉ちゃん達大丈夫?」
 声をかけてきたのは赤い風船を持った幼稚園位の女の子だった。
 「だ、大丈夫よ。」
 脂汗垂らしてとても大丈夫そうに見えないひきつった顔で咲子が代表して答える。
 「あのね、オシッコだったらあっちにトイレあるよ。」
 風船っ子は少し先に在る建物を指差す。ありがたい助け船だ。スマホでバイブのスイッチを切って
 「なんだ、トイレ行きたいならそう言えばいいのに。ほら、三人とも早くトイレにいっといれ。」
 お尻を叩いて送り出す。べつに尿意なんかないが話の流れ上仕方なくトイレを目指す三人を見送ってから
 「ありがとうね。」
 風船っ子にお礼を言う。そう言えばこの子何処から湧いて出た?親は何処に居るんだ?
 「え~っと、お嬢ちゃんお名前は?」
 「ユミちゃん!4才!」
 元気なお返事。大変よろしい。
 「えっと、ユミちゃん、パパやママは?」
 「パパはお仕事でママは迷子なの。」
 ん?ん?
 「ママと一緒に遊びに来たけどユミちゃんが迷子になっちゃった?」
 「ママが迷子になったの。」
 うん。はぐれたのはママでユミちゃんは悪くないということらしい。えぇい!早く三人の後を追いたいがユミちゃん一人残して去るわけにはいかない。
 「ママの電話番号知ってる?」
 「知ってるよ。090」
 11桁の番号をスラスラと暗唱する。急いでスマホを出して言われた番号を押す。
 
 適当に時間を潰してジュースを手に三人が帰って来たのとほぼ同時に電話で呼び出したユミちゃんママが駆けてきた。
 「あ、ママ!」
 
 
/176ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ