この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Secret space
第14章 番外 後編
「あっああっ・・・っ・・ふっ・くあ・ あっん」
脳に直接流れ込むように増強する快楽の電流に身を捩った。
雅斗が豊かな胸の谷間にそっと顔を押しつけ埋める。
柔らかな感触を頬で愉しんで唇で触れた。
その頂に吸い付いて欲しいと、胸の奥で願ってしまうのは 半ば生理的なものだ。
「くっ・・ふっ・・・ああっ・」
望んだとおりに 雅斗の唇が胸の先端に届き、硬く色づく突起に吸い付かれると
甘い刺激が身体を襲った。
実和は思わず、少年の柔らかな髪質の頭部に指を這わせて
自分の胸に押しやるように抱きしめた。
詰襟を解き、黒い学生服と、白のカッターシャツの間からはだけている
少年の胸に残る赤黒い痣の痕に手を這わせる。
激しく求めて獣のように 行為を進める二人の間に、
恋心や慕情のような 甘い感情の存在は無い。
欲情的な行為は 心に無惨に穿たれた疵を舐めあう癒やしに似て、
精通して共存する悲しみを剥き出して擦り合わせることで、
互いを磨り減らし、無くそうとするものだった。
脳に直接流れ込むように増強する快楽の電流に身を捩った。
雅斗が豊かな胸の谷間にそっと顔を押しつけ埋める。
柔らかな感触を頬で愉しんで唇で触れた。
その頂に吸い付いて欲しいと、胸の奥で願ってしまうのは 半ば生理的なものだ。
「くっ・・ふっ・・・ああっ・」
望んだとおりに 雅斗の唇が胸の先端に届き、硬く色づく突起に吸い付かれると
甘い刺激が身体を襲った。
実和は思わず、少年の柔らかな髪質の頭部に指を這わせて
自分の胸に押しやるように抱きしめた。
詰襟を解き、黒い学生服と、白のカッターシャツの間からはだけている
少年の胸に残る赤黒い痣の痕に手を這わせる。
激しく求めて獣のように 行為を進める二人の間に、
恋心や慕情のような 甘い感情の存在は無い。
欲情的な行為は 心に無惨に穿たれた疵を舐めあう癒やしに似て、
精通して共存する悲しみを剥き出して擦り合わせることで、
互いを磨り減らし、無くそうとするものだった。