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第15章 連続四夜 第一夜
「はっふぁ!・・・ああっ!・・・・あっ ・・はあ・・あン・・・あっ あ・・・・」


男の肩に掛けられていた脚を外され折り曲げさせられると、
自分で担いで持つように身体に密着させられて、男が覆い被さってきた。
男が激しく躍動するたびに、顔や胸元にぱたぱたと雫が落ちてくる。
汗ばんだ身体はどこもかしこも滑りあって、
一番湿気て熱を持つ場所には、男の肉杭が何度も打ち込まれ内部を掻き回される。


「っあっ・・・うあっ ふゃあ・・あっ・・・ ・ああっ・・ やぁ イ・・くぅっ・・っッ」


シーツの上に紗織の白い肢体がのたうち回る。
男は更に追い詰めるように 苛烈に腰を打ち突ける。
雫が落ちる。
快楽の蒸気を含んで息が大きく吐き出される。

乱された意識の裏側で 白んで膨らむ眩しい光が見える。


もう 何もかも 手放して 抱きついて



「あっ あっ ああぁぁぁ あ あ あ ぁ!!」


紗織は高い旋律を散らして、卑猥な肉の筋は強く収縮し
突き上げられた男の欲望を きりきりと締め付ける。

僅かに唸る 男の低い声を聞いた気がした。

瞬間に激動して噴き出した。
びくんびくんと痙攣する挙動を繰り返す。

膣奥で熱い粘性を持った液体が打ちつけられ 身体を満たしていくのを感じた。
その愛しい感覚に 瞼の裏側に優しい暗闇が戻ってくる。
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