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第18章 連続四夜 第四夜
『そこまでは良かったのよね。確かに良かった・・・』


しかし、帰りの車の中で、紗織は、
今日のこの外出が、男とする初めての しかも紗織の人生で初めてのデートだと気付いて、
最後にはやはりこれだ と思い、「夜景を見たい」などと言ったのが最初の間違いだった。
そして、良い場所を知っていると言う男の言葉通りに従って、
素直にほいほいと着いて言ったのが二度目の間違い。
超の付くような高層ビルの最上階から見た夜景は確かに綺麗ではあった。しかし、
「夜景を見たい」とは言ったけれど「夜景を見ながらしたい」とは言ってない
という紗織の抗議は即座に却下された。

何とか屋敷に辿り着いて、早めに眠ろうとしたはずの床のなかでは
男の手が各処に伸びてきて、先程見た夜景を何倍も明るくした風景が頭の中にフラッシュバックした。



そうして脳の麻痺するような感覚の今に至る。


回復したはずの体力がみるみる擦り減らされていったように思える。
これでは逆に身体が持たないのでは無いかと思う。


『だいたい何で・・・一緒にお風呂になんて入ってしまったんだろう・・・』


流石に行為にまで及ばれることは無かったが、
強制的に男の手によって身体中を洗われ、酷く恥ずかしい思いをした。

さらさらと肌の擦れ合う感触がする。
心地よく糊の効いたシーツの上にうつ伏せに突っ伏している紗織の腰あたりに
男の手が滑らかに這うと、抱き上げるように掴んで持ち上げた。


「ぁっ・」


男の手で、それまで突っ伏していた鈍重な身体が浮き上がる。
顔を床に押し付けたまま、その羞恥の募る箇所を差し出すように
尻だけ高く持ち上げた酷く妄りがましい格好にさせられる。

露わになったその箇所の、ぬるぬるとした肉唇を掻き分けて
何やら熱く硬いものが触れる。


「あっゃぁッ・・・」


声が高く反転する。
そういえば屋敷に戻ってからは男は中に入ってきていない。
嫌な予感がする。


「待って・待ッ・くあっあっ・・!!」
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