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Secret space
第5章 5
チャックだけ下ろした状態では、どうにも出来そうになかったので、
ベルトと、スラックスのボタンも口で外しにかかる。
バックルに歯が当たるとカチカチと金属質な音が鳴った。
ベルトの皮を歯で強く噛み締めて引き抜く様子は、
獰猛な動物が獲物の肉を引きちぎるのに似ていた。
紗織は何とかベルトを外すのに成功した。次はボタンだ。
これがとても難しくて、紗織は男の固い腹に鼻を押し付けて、
懸命になって、もがくように口を動かした。
手で行えば簡単なことでも、口を使うとなると想像以上に困難だった。
こういうことをしていると、自分が犬か猫になったようだ。
男はその紗織の様子を、さっきと変わらない何か面白いものでも見る目つきで
眺めては楽しんでいるのだろう。
それを思うと余計に、この不本意な作業に手間取ってしまうのだった。
やっとボタンが外れたときには、
その部分は紗織の唾液で、すっかり濡れて染みが出来ていた。
かすかに自分の唾液の匂いを感じて、紗織は顔を赤らめた。
けれども最大の難関はまだこの先だった。
(・・・と・・。これも口で 出せって言うんだろうか)
紗織は躊躇して男をちらりと見上げたが、
男はやれと言うように、片眉をあげただけだった。
紗織は半ば自棄になって、男の下着のその隙間に、口を押し当てた。
そこが、多大な熱と膨らみを持っているのが、下着越しにでもわかる。
思わず、手を使って下着の布を引っ張ると、
勃起した男のそれが、ぴょんという感じで飛び出してきた。
「あっ・・・・」
ベルトと、スラックスのボタンも口で外しにかかる。
バックルに歯が当たるとカチカチと金属質な音が鳴った。
ベルトの皮を歯で強く噛み締めて引き抜く様子は、
獰猛な動物が獲物の肉を引きちぎるのに似ていた。
紗織は何とかベルトを外すのに成功した。次はボタンだ。
これがとても難しくて、紗織は男の固い腹に鼻を押し付けて、
懸命になって、もがくように口を動かした。
手で行えば簡単なことでも、口を使うとなると想像以上に困難だった。
こういうことをしていると、自分が犬か猫になったようだ。
男はその紗織の様子を、さっきと変わらない何か面白いものでも見る目つきで
眺めては楽しんでいるのだろう。
それを思うと余計に、この不本意な作業に手間取ってしまうのだった。
やっとボタンが外れたときには、
その部分は紗織の唾液で、すっかり濡れて染みが出来ていた。
かすかに自分の唾液の匂いを感じて、紗織は顔を赤らめた。
けれども最大の難関はまだこの先だった。
(・・・と・・。これも口で 出せって言うんだろうか)
紗織は躊躇して男をちらりと見上げたが、
男はやれと言うように、片眉をあげただけだった。
紗織は半ば自棄になって、男の下着のその隙間に、口を押し当てた。
そこが、多大な熱と膨らみを持っているのが、下着越しにでもわかる。
思わず、手を使って下着の布を引っ張ると、
勃起した男のそれが、ぴょんという感じで飛び出してきた。
「あっ・・・・」