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Secret space
第7章 7
外したブラを、制服の白い生地の上着と一緒にたくしあげて、
男の手が紗織の胸を愛撫する。円を描くように何度も撫で回す。
股の間に差し入れたほうの手で、ぬめった肉唇を幾度か撫で上げ、
紗織の内側の柔らかい肉を擦る。

 一度、そこから引き抜かれた手が、
紗織の身体を覆っていた制服と下着をするすると剥ぎ取った。
顔を赤らめ、背中を仰け反らせ、切なげに喘ぐ紗織の表情を
細めた双眸で眺めながら男は言った。


「昨日はあれほど素直だったのにな。
 もう一度言わせてみせようか」


男が、唇に悪魔的な微笑を浮かべた。
くすんだ薄蒼色のシャツを脱ぐと、
適度に筋肉が浮き立って 引き締まった上半身を露わにさせる。


(もう一度 言わせる・・って・・ あの・・・こと?)


 脚を無残に開かされた状態で、
男の滑りを含んだ舌が、秘裂を這い回る感触が蘇った。
固く熱い男のもので 入り口を浅く擦られると、自ら哀願の言葉を零したことも。

まだ記憶に新しい、昨夜の自分の惨状を思い出すと、
身体中の汗腺から煮え滾る血が吹き出る思いだ。


「あれは・・・違う! ・・ちがう あれは・・・だめっ・あ ああっ・」


白い胸の色づいた突起に吸い付かれると、
びりびりと走る電撃に 閉じた瞼の裏の色がぱちぱちと変わる。
男の手が再び紗織の脚の付け根をまさぐって、
指が 濡れたままの秘芯と擦れ合う。
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