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Secret space
第7章 7
紗織の身をじっくりと貫いて、男の声が耳元に落ちてくる。


「お前が否定するたびに、何度でも言ってやるよ。
 お前は俺のものだと。
 この目も、この唇も。
 この手も この胸も 俺を受け入れているこの場所も
   お前の 全て・・・俺のものだ」


 男の声に微かな悦が秘められている。
心だけは  違うと  紗織は叫びたかったが、
秘裂をぐちゅぐちゅと音が出るほどに掻き回されて、
胸の先端の 痛いほど尖った突起を摘まれると
口から出るのは意味不明に喘ぐ声だけで、まともな発声が出来なかった。


 少なくとも この男は紗織を欲しがっている。
その目的がこれだとしても。
欲しがるということは、必要としているということ。
ただ一人、この男だけが。


 そう思うと胸が震え、身体中が反応して
固い肉杭を打ちつけられるその部分が、より一層 熱を放つ。
身体の奥底で擦れ合う心地良さに脳が溶け出し、
紗織の僅かな思考力さえも奪い、粉々に破壊した。

そんな紗織の様子を嗅ぎ取ったのか、男が紗織の細い腰を
軽く両手で持ち上げて浮かせると、勢いを増しては激しく腰を打ち付けてくる。

かりかりと 立てた爪が畳の細かな目と音を立てた。


「あやぁっ・・やっ・・いや・・ああん・・・ああっ・・やぁあ・・・
 ・・・あっ・・イっ・・くぅ・・・いっく・
 うあッ・・・・・・・アッっ・・・・・・ひあ ・・・・・・・かっ・くふ・・・ぅ・・・」


紗織は全身を男に揺さぶられて、あっけなく気をやってしまった。
理性を打ち砕く快感を超えた刺激に、
紗織は 息の詰まるような絶え絶えの声をあげて
全身をうち震わせ、頭を振り乱した。


「も・・・・だ、めぇ・・・ぇッ・・・・・アッ・・・・・あ・・許し・・」


「・・・まだ だめだ」


男はその律動を止め、紗織の浮かせた腰を床に下ろして上に覆い被さり
深く挿入したまま、小さく円を描く悠長な所作で腰を動かした。
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