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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第50章 治療②
 フィーネはソルから身体を離すと、ズボンを脱ぎ捨てた。
 白い両腿と、すっかり蜜で汚れてしまったショーツが露わになる。

 篭っていた女の匂いが鼻についた。

「ソル……少し身体を動かすから……」

 劣情に突き動かされるように、フィーネはソルの身体をゆっくりと横たえた。
 そして彼のズボンをずらすと、不自然な膨らみを解き放った。

 そそり立つ男の証が現れる。
 欲しかったモノを目の当たりにし、フィーネは唾を飲み込んだ。

 心臓が高鳴り、期待でナカがキュンと締まる。

 彼自身から視線を反らせないまま、フィーネはショーツを脱ぐとソルの身体に跨った。

 秘所が熱杭に当たった瞬間、互いの身体が震えた。全ての感覚が、繋がる部分へと集中する。

「んあ、はぁあっ……あつい……」

 熱に浮かされたように、赤い瞳をトロンとさせながら、フィーネは熱杭の先に蜜を擦りつけ、ゆっくりと腰を動かした。
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