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はじめてのひと。
第1章 天然パーマ
大学生活も2年目を迎え、毎日の講義やレポートの山、実習など大学生活を乗り切るコツを掴みつつ、女子大生生活を満喫していた。
降り注ぐ柔らかな日差しが暖かく草木が瑞々しい緑色に景色を染める6月のある日。
たまたま買物帰りに住んでいるアパートの大家さんから声をかけられた。
「こんにちは、来週に新しい子も入ったから歓迎会で焼肉でもやるんだけど、良かったら出ない?」
う…全然知らない人とはちょっとなぁ…
知り合い誰もいないし…
私は悲しいかな人見知りだし、積極性もあまりない。
しかも私の住んでいるアパートはほぼ男子しかいない。
答えあぐねていると、見かねた大家さんが押しの一手に出る。
「ほら、上に住んでる相原さんも来るから、ね?」
相原さんー。
同じアパートの2階に住んでる唯一の同性。私の一学年上。
ま、まぁ相原さんもくるなら…ー。
「わかりました、来週ですね。」
返事を聞いた大家さんの顔が明るくなる。
「来週の土曜日、11時からね。よろしく。」
そういうと、大家さんは鼻歌混じりにアパートの周りの掃除を再開した。
会釈をして私は自分の部屋に入り、鍵を閉めた。
降り注ぐ柔らかな日差しが暖かく草木が瑞々しい緑色に景色を染める6月のある日。
たまたま買物帰りに住んでいるアパートの大家さんから声をかけられた。
「こんにちは、来週に新しい子も入ったから歓迎会で焼肉でもやるんだけど、良かったら出ない?」
う…全然知らない人とはちょっとなぁ…
知り合い誰もいないし…
私は悲しいかな人見知りだし、積極性もあまりない。
しかも私の住んでいるアパートはほぼ男子しかいない。
答えあぐねていると、見かねた大家さんが押しの一手に出る。
「ほら、上に住んでる相原さんも来るから、ね?」
相原さんー。
同じアパートの2階に住んでる唯一の同性。私の一学年上。
ま、まぁ相原さんもくるなら…ー。
「わかりました、来週ですね。」
返事を聞いた大家さんの顔が明るくなる。
「来週の土曜日、11時からね。よろしく。」
そういうと、大家さんは鼻歌混じりにアパートの周りの掃除を再開した。
会釈をして私は自分の部屋に入り、鍵を閉めた。