パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 日常

そうしていると彼の指が秘裂の中心を押し広げ、その指で今にも滴り落ちそうなほど濡れている蜜口をゆっくりと撫でた。

「んっ…あぁ…恥ず、かしっ…」

「大丈夫、恥ずかしくないよ…」

愛液を絡めた指がぷくりと膨れて顔を出しかけているであろう花芯へと触れると、期待していた快感に奥が疼く。

「あぁ…んっ」

「綾ちゃん…ここ、好きだもんね」

愛液で濡れた指で上下や円を描くように花芯を弄られ、その刺激でさらに身体は素直に反応する。

腰をくねらせると千紘くんは手を止め、思いついたように言う。

「ね、綾ちゃん…自分でちょっと動いてみなよ？」

千紘くんのその言葉をすぐには理解できなかった。

「…？」

「自分で気持ち良くしてみて？」

意味を理解したとたん顔が紅潮する。

「…そんなのっ…無理、だよ…っ」

「じゃあ、こうしても…だめ？」

千紘くんの指は微かに触れる程度でぷっくりと濡れた花芯にはなかなか触れてくれない。まわりをゆっくり焦らしながら指を滑らせてきた。

僅かな指の感覚を捉えようと意識を集中させるけれど物足りない…

触れてくれないもどかしさに理性が負けてしまいそうになる。


…もっと…触って欲しいーーー

千紘くんの指に自らの膨らんだ花芯を擦り付けたい衝動に駆られる。
….それを想像するだけで体が疼く。
自分がこんなに淫らな妄想や欲望があることを思い知らされる。

そうしている間にも焦れったい愛撫は続けられていて、その緩やかなまるで私の欲を掻き立てるような指先に自制心が呑み込まれていく。