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はじめてのひと。
第7章 甘い時間
「…わっ、ひゃあっ?」
答えを待つのももどかしかったのか彼は私をお尻から抱え上げてベッドへと向かう。
「ま、待って…千紘く…」
私は突然ふわりと宙に浮く感覚に驚き、彼の頭に抱きついた。
ベッドに着くと体を支えられながら寝かされ、マットレスに体が沈む。
昨日と同じように窓からは周りには星一つなく、どこまでも濃い藍色の夜空にひっそりと太陽の光を反射する月が2人を優しく見守っている様だった。
覆い被さってきた彼は両手で頬を包むと、少々荒い口づけをした。
いきなり舌を割り入れ、口内をかき回すように舌が動く。
上手く息ができなくて、顔を動かそうとしてみても彼の手で思うようには動かせない。
彼の服を掴み必死に息を継ごうとしてみるがリップ音に混じって甘い喘ぎが漏れるだけだ。
「っはぁ…ん、ふ…はっ…」
彼の唇が離れた時は快感と苦しさとで息は上がり、瞳は少し潤んでいた。
「ごめん…苦しかった…?」
彼は頬を包んだまま私を見て、申し訳なさそうにいった。
「少し…だけ。でもっ大丈、夫だから…」
「ごめんね…ちょっと休んで…」
肩で息をして、言葉も途切れてしまう私に彼は私の呼吸が落ち着くまで髪を撫でながら待ってくれた。
そのおかげか息が整うのにはそう時間は掛らなかった。
答えを待つのももどかしかったのか彼は私をお尻から抱え上げてベッドへと向かう。
「ま、待って…千紘く…」
私は突然ふわりと宙に浮く感覚に驚き、彼の頭に抱きついた。
ベッドに着くと体を支えられながら寝かされ、マットレスに体が沈む。
昨日と同じように窓からは周りには星一つなく、どこまでも濃い藍色の夜空にひっそりと太陽の光を反射する月が2人を優しく見守っている様だった。
覆い被さってきた彼は両手で頬を包むと、少々荒い口づけをした。
いきなり舌を割り入れ、口内をかき回すように舌が動く。
上手く息ができなくて、顔を動かそうとしてみても彼の手で思うようには動かせない。
彼の服を掴み必死に息を継ごうとしてみるがリップ音に混じって甘い喘ぎが漏れるだけだ。
「っはぁ…ん、ふ…はっ…」
彼の唇が離れた時は快感と苦しさとで息は上がり、瞳は少し潤んでいた。
「ごめん…苦しかった…?」
彼は頬を包んだまま私を見て、申し訳なさそうにいった。
「少し…だけ。でもっ大丈、夫だから…」
「ごめんね…ちょっと休んで…」
肩で息をして、言葉も途切れてしまう私に彼は私の呼吸が落ち着くまで髪を撫でながら待ってくれた。
そのおかげか息が整うのにはそう時間は掛らなかった。