この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第52章 52 思案
 思考を鍛えながら、3人は献策について考える。気のいい徐忠正は提案をする。

「なあ、3人で一緒に3つ考えないか?」
「一緒にだと?」
「ああ、禁じられてはないだろう?」
「確かに、一人ひとりで考えろとは言われていないね」
「どうだ?」

 星羅は「いいと思う」と賛成するが、郭蒼樹は少し考えている。

「それだとここから追い出されることはないだろうが、自分の実力が測りかねるな……」

 知力においてプライドの高い彼らしい考えだった。軍師省に無難に残っていくよりも、自分の能力を確かめたい気持ちに星羅も同意する。

「確かに、平均的な3人でいるよりも、この中で一人でも突出したものが軍師になっていくほうが国のためにはなるね」
「そっか。まあそりゃそうだわな」

 星羅も提案する。

「お互いで考えた献策を最後みんなで考察しあうのってどう?」
「ああ、それはいいな」
「うん、それなら自分の能力も測れるし、策の精度も上がろう」
「じゃ、策はしばらく内緒ね」

 3人は献策についてしばらく触れずに、また学習に戻ることにした。
/628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ