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悪魔と天使とお嬢様
第4章 早乙女と甘い時間
今日のお迎えは早乙女だった。
昨日のキスの件もあり、龍崎は避けたかったので、少し安心した。
相変わらず、女子高生にキャーキャー言われている早乙女は、ニコリと微笑み女子高生達に手を振った…
さらに黄色い声が飛んでくる…
「お帰りなさいませ、恵美様。」
「益々、早乙女のファンが増えている…すごい人気だね…」
「クスッ…恵美様、妬いてくれるのですか?嬉しい限りです…」
「そ…そんな…妬いてなんておりません…」
プイっと横を向いた私に早乙女はクスッと笑った。
「恵美様、龍崎から聞きましたよ…昨日はキスのレッスンをされたそうですね…私はすごく妬いております…」
「----------っえ---」