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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第69章 最終章 闇のシナリオのヒロイン誕生への道
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綾子よりも背が高く
ボーイッシュなマキが
綾子のオンナに惹かれていることは、
春に入寮してから半年の間に、
薄々感じるようにはなっていた。


男女の恋愛もしたことがなかった
綾子が女同士の機微のある感情には
最初は気づいていなかった。


ただ、タツヤと初体験し、
ルカとも関係を持ち、
オンナの悦びに目覚めた綾子は、
マキの視線が熱いものを帯びている
ことを感じるようにはなっていた。


マキから、
告白されるようなことはなかったし、
もしそんなことがあっても、
さすがに同部屋のマキとは
そんな関係にはなれなかった。


でも、淫らなポテンシャルを
発揮し続ける綾子ならば、
いつか、
マキ相手にもきっと
オンナ同士の行為をできて
しまうかもしれない。


そんなことになったら、
少なくともどちらかが寮を出るまでは
深い関係が続いてしまうのだろう。
それを避けたかった綾子は、
ルカのことはマキには内緒にしていた。


ルカは満足させてくれたけれど
それでもやっぱり、
オトコに貫かれたかった。
そしてそのオトコは、
もはや、タツヤではなく
イケメンくんになっていたのだ。


楽屋に行った時に、
見つめられたあの熱い視線、
唇を優しく撫でてくれた指先、
綾子は、その時の感覚を
今でも包まれている。


タツヤという恋人がありながら
まるで初恋にトキメク乙女のような
気持ちになっていた。


それがイケメンくんの演技である
ことは知ることなく、
綾子は虜にさせられてしまっていた。
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