 この作品は18歳未満閲覧禁止です
 この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真紅の花嫁
第17章 瑠璃の闇

髪に置かれていた手が肩や背中を這いまわり、腰のくびれを経て、お尻の丸みを撫でてきた。
どこもかしこも敏感になって、触られただけで皮膚が粟立つ。
いつの間にか陽介は上半身を折り曲げ、真波の下肢の方に寄せていた。
男の指がお尻の狭間に沈んだ。
後ろから真波の中心に触れてくる。
耳ではなく、身体で、ぐちゅっ、という音をきいた。
陽介がはっと息を呑む気配に身がすくむ。
そこがとんでもない状態になっていることは、わかりすぎるほどわかっていた。
(うぅ、どうして……)
ビデオカメラで撮影されているというのに。
このシーンを亮に見られるというのに。
幸せだったあのホテルの夜よりも、真波は何倍も昂っている。
「うああ、真波さん、すごい」
真波の昂奮を勘違いして、陽介は感極まった声を出す。
息を荒げて指を動かされると、
「あぁあん」
腰がガクガクと震えた。
とめどもなく蜜液があふれだす。
それもひどく粘っこい蜜だ。
ねちゃん、
ぬちゅん、
と糸を引く感覚でそれがわかる。
 

 作品検索
 作品検索 しおりをはさむ
 しおりをはさむ 姉妹サイトリンク 開く
 姉妹サイトリンク 開く


