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真紅の花嫁
第17章 瑠璃の闇
こんな時でも陽介は避妊具を装着してくれる。
「はぁあああっ」
硬くたくましいモノで貫かれ、五体が甘く慄く。
この十日余りずっと燻り、昼間の玩弄で火がついた淫情が、ようやく充たされるのだ。
欲しくて欲しくてたまらなかった悦楽が、やっともらえるのだ。
陽介が切羽詰まった勢いで突いてくる。
いつになく強烈な抽挿だった。
真波の裸身がバウンドし、豊満すぎる双乳が、たぷん、たぷん、と跳ねまわった。
「真波、真波……
くうう、
真波いいぃっ」
「もっと……
あああ、もっと愛してっ……
陽介さんっ……
陽介さんんんっ」
陽介の愛で、熱情で、脳裏を離れない少年の笑みを消し去って欲しかった。
秘密の撮影を、我が身の罪深さを忘れたくて、真波は夢中で腰を振った。