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ここは何処?オレは俺
第1章 夢か幻想か?
「あれ…どこだココ」
俺は目覚めるとえらく明るい照明の下にいた。寝心地の悪いベッド。看護婦さんらしき姿の女性が側に近付いてくると、俺の顔を覗き込んだ。
「気がついたわね。よかった」
そう言って立ち去っていった。もしかして病院?それに「気がついたわね」って気安くないか?40近いおやじに(気づいたわねよかった・・・)まるで子供に話しかけるようだった。
部屋に人が入ってくる気配がした。医者らしき男性とさっきの看護婦さんらしき女性。脈を確認したり、目にライトをあてたり。やっぱりここは病院で、女性は看護師、男性は医者だな。あれ、お袋だ。親父?なんで死んだはずの親父がいるんだ?それにもう一人女性が…誰だ?でもどこかで見た事があるなこの人…。
すると医者が、
「もう大丈夫ですよ。一時間ほど休んで帰宅して結構です。何もなければ、明日から学校に行って構いませんよ」
学校?なんだそれ…仕事だろ…まあ、死んだはずの親父もいるし、この夢も一眠りすれば覚めるだろう。
「私は学校に戻って、報告してきます」
見覚えのある女性が言った。
「ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました」
そう言ってお袋が頭を下げている。
「いえいえ…じゃ稲村君、明日学校でね」
その女性は部屋を出ていった。誰だっけ…まだ思い出せない。まいっかと思いきや全然よくなかった。
案の定夢は覚めない。親に連れられ家に戻った俺は驚いた。昔懐かしい自分の家、壁にかかった制服を見たら数十年前に自分が卒業した中学校のものだった。これは俗に言うタイムスリップだ。そして問題なのが、普通映画やドラマでは江戸時代に行って、現代で身につけた技術で江戸時代の事件を解決する、みたいなストーリーはあったけど、俺の体はどう見ても中学生だ。体は子供、頭脳はオヤジでは推理や事件の解決はできない。
これからどうするか?
To be continued !
俺は目覚めるとえらく明るい照明の下にいた。寝心地の悪いベッド。看護婦さんらしき姿の女性が側に近付いてくると、俺の顔を覗き込んだ。
「気がついたわね。よかった」
そう言って立ち去っていった。もしかして病院?それに「気がついたわね」って気安くないか?40近いおやじに(気づいたわねよかった・・・)まるで子供に話しかけるようだった。
部屋に人が入ってくる気配がした。医者らしき男性とさっきの看護婦さんらしき女性。脈を確認したり、目にライトをあてたり。やっぱりここは病院で、女性は看護師、男性は医者だな。あれ、お袋だ。親父?なんで死んだはずの親父がいるんだ?それにもう一人女性が…誰だ?でもどこかで見た事があるなこの人…。
すると医者が、
「もう大丈夫ですよ。一時間ほど休んで帰宅して結構です。何もなければ、明日から学校に行って構いませんよ」
学校?なんだそれ…仕事だろ…まあ、死んだはずの親父もいるし、この夢も一眠りすれば覚めるだろう。
「私は学校に戻って、報告してきます」
見覚えのある女性が言った。
「ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました」
そう言ってお袋が頭を下げている。
「いえいえ…じゃ稲村君、明日学校でね」
その女性は部屋を出ていった。誰だっけ…まだ思い出せない。まいっかと思いきや全然よくなかった。
案の定夢は覚めない。親に連れられ家に戻った俺は驚いた。昔懐かしい自分の家、壁にかかった制服を見たら数十年前に自分が卒業した中学校のものだった。これは俗に言うタイムスリップだ。そして問題なのが、普通映画やドラマでは江戸時代に行って、現代で身につけた技術で江戸時代の事件を解決する、みたいなストーリーはあったけど、俺の体はどう見ても中学生だ。体は子供、頭脳はオヤジでは推理や事件の解決はできない。
これからどうするか?
To be continued !