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Q 強制受精で生まれる私
第2章 1.0度目
 …なんか、股間がムズムズする。

「あの…早く取ってくださいよ。いつまでつけとく気なんですか。」

「はて、何のことでしょうか。」

 股から来るむず痒さで叩き起こされた私は、上半身を起こす。

 なんか、先生がさっきよりも近づいてるような…気がする。

 あれ?
 手に持っているの、あのくちばしみたいなの、確かクスコって、言ってたやつだよね?

 …じゃあ、いま、アソコに触れているのは、なに?

 私はもうこの時、何が触れているのか見当がついていた。

 でもきっと別の何かだと考え、気を反らそうと必死だった。

 仄かな熱を持つ、ブニッとした、あれ。

「あの…先生?」

「そういえば、浜園さん。いくらお疲れとはいえ、もう少ししっかりして頂かないと困ります。」

「いや、それより、その、あれが、当たってるんですけど…」

「あの問診票は一体何ですか。氏名のみ記入でそれ以外は一切無し。振り仮名すら無いのは流石に絶句しましたよ。」

「いや…やだ!!やだ!!やめてよ!!」

「記憶が戻りましたら、少しずつで構わないので記入してー」

 最後の言葉は、かき消されて聞こえなかった。代わりに聞こえたのは、ブチィという鈍い断末魔だった。

    
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