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Q 強制受精で生まれる私
第2章 1.0度目
「やぁ、ひやぁ、ひゃうぅ!!お、おねがい、なか、なかに、いぃ!!なかにあぁ!!」

「…言われなくとも、膣内に出すと、さっきから言ってる、でしょう。…そろそろ出ますよ受け止めてください。」

 カラフルに発狂する意識の中、滲んだ桃色の遊戯が終焉を迎えようとしているのを悟った私は、最後の力を振り絞り思いっきり上半身を伸ばし、先生の胸板に手をかけた。先生が興奮しているためか私に体を密着していたが、火事場の馬鹿力の如く体と竿を引き離していく。

「く、うぅううー。」

「く、五月蝿い手ですねぇ!!」

 先生はそう言うと私の両手首を取り上げて、パンと甲高く鈍い音を鳴らして竿を突き刺した。

 その刹那、私の秘部から捕まれた手首に向けて衝撃が走った。
 体が不意にキュッと締まり、私の脳が戸惑うのが分かる。 
 へその下から発せられた電気信号を脊椎は反射として捉え、私の意志とは無関係に、体に命令を下した。

『全てを受け入れろ』、と。

「やだぁ。やだやだいやぁああいぃ!!…」

 先生のあれが、小刻みに震えている。
 律動する度に、熱いものが私の中に注がれていく。
 先生が小さく体を震わす度に、私の中の重みが増していく。
    
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