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Q 強制受精で生まれる私
第2章 1.0度目
 不法侵入に成功した先生の舌は、私の舌をザリザリとなめ回し、執拗に巻き付いてはジュウジュウと先生の口内に引きずり込む。

 繋がれたままの、互いの性器。ゴロゴロとした異物を感じる、私のナカ。折れるか折れないかの絶妙の力加減で握りしめられている、両手首。おまけにキスまで先生に犯されている。四方八方から迫り来る刺激に逃げ場がなく、私の身体はオーバーヒート寸前だった。

「んんーー!!ふむぅ~!!!んんっっ!!!!」


 私の中で何かがブツンと切れた。
 それは、ブレーカーのようでもあり、地の底に眠るプレートのようでもあった。
 その反動は、とても大きく、私に跳ね返ってくる。

「ふあっあっ!!んんんーーー!!!んんーーっ!!!」

 体を大きく震わせ、内から覚えの無い感情が濁流となって押し寄せ、たちまち爪の先から髪の先まで飲み込まれてしまった。膣がキュッと締まり、水がめから液体が勢いよくこぼれ落ちるが、先程感じた生暖かいマグマが注がれ私の膣内で塞き止められる。

「はぁ、はぁ。はい。よく頑張りましたね。…浜園さん。今度こそ治療は終わりです。偉い偉い。はは。」

 先生はそう言い切ると、奥の奥まで刺しこんでいたダムの栓をズボッと引き抜いた。ヒュッと声を漏らすと同時に、液体とも固体とも判別つかないナニかがドロリと溢れ出てくる。
    
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