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Q 強制受精で生まれる私
第5章 2.0度目
「二点目なのですが…これは杞憂に終わりましたので割愛させて頂きます。以上で説明は終わりです。早速治療に取り掛かりましょう。とてもお辛そうですしね。」

 先生が私の脚に手をかける。最大限の力をもって抵抗を試みるも、余程鍛えているのかゆっくりとこじ開けられしまう。蜜壺はなおも枯れることなく、無色透明な液が溢れ落ちシーツを濡らす。

 先生はそれを見届けると、満足したのか、蜜を吸いに来た蟻の様にゆっくりとお尻の穴の下から指を這わせ、下の唇を周回する様に優しくなぞる。シーツで守っているとはいえ、敏感な所に皮膚が触れる感触に身体が小刻みに跳ねてしまう。

「そういえば。浜園さんは露出趣味だけでなく、指フェチでもあるんですか?」

「んっ。あうぅ…突然、なにを、いって…」

「いやぁ、先程待たれている間ずっと私の指を眺めていましたよね? 例の患者さんの検査中も指を絡めていましたし、指がお好きなのかなと思いまして。」

 唇をなぞっていた指が一瞬だけ滑って中に入ったのも相まって、ビクッと身体に電撃が走る。そんな趣味嗜好なんて無いはずなのに、全てバレていたのが分かり、背筋が悪寒でゾクゾクし始める。

「そうであるなら、これで擦られるのは相当お好きでしょう?」

 そう言いきると、焦がれていた先生の指が樹液を求める芋虫の様にもぞもぞと恥穴へ潜り込んでくる。蜜のありかを探し、曲げては這いずり進んでいくその動きは、さながら尺取り虫を思わせた。

「あっ!!あっああぁっ!!ぐにぐに…広げないでっ、えぇ!!そんなもの、欲しくなっ!!あんっ!!」

「嘘はよくありません。最初に言いましたよね。今日は何度でも絶頂していただくと。的確な治療を行うためには、まず素直になっていただかないと。痩せ我慢は結構ですよ。」

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