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第5章 ６

「うふ。ここはマッサージ店ですよ。お触り禁止。
それにお客さんの事、ルミ初めてだから、あまり知らないし」
つまり、もう何度か通えば、お触り、更に、それ以上の事が期待出来るというのか？
並みの女なら、その場で諦めるか、
（あと、いくら払えば触らせるんだ？）みたいな交渉をする事もあるが、このルミという最特上の女に無粋な事はしたく無かった。
よくある客と風俗嬢の駆け引きだが、それを承知の上でも、この女と馴染みになり、この先までの過程を楽しみたくなった。
「じゃぁ、又、来るから今度はもっとサービスしてよ」
「えっー。どうしようかなぁ。
返事はその時まで保留ね。
でもお客さん、すごく紳士的でイイ感じ。
ルミの好みかも」