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第97章 ３日目・夕１　覗かれた女同士のシャワータイム

まさか、
こんなにラッキーなことが、
あるなんて、、、


梨花の義兄、アキラは、
忍び足で、
シャワールームに近づいていた。


「きゃ〜、
綾ちゃんのハダカ、エッチィ〜」
「もぉ、梨花ちゃん、
触らないでよぉ」


聞き慣れた義妹の声に、
かつて教わった綾子の声が
混ざっている。


今日は、アキラにとって
特別な日になるはずだったが、
それ以上のことになりそうだ。


父親も、義母もいない、
義妹の梨花との二人だけの
夜になるはずだった。


そこにラッキーなことに、
午前中にドラッグストアで
出会った女教師綾子が、
向こうからやってきてくれたのだ。


家の駐車場に
見覚えのあるクルマが
停まっていて
その時からアキラの心臓は
ドキドキが停まらなかった。


学校に行く途中に
ドラッグストアに立ち寄った
綾子のクルマのはずだ。
きっとどこかで梨花に出会って
送ってきてくれたのだろうか。


レジで綾子の買ったものの中に
コンドームが入っていたのを
見たのにもびっくりしてしまった。


しかも、これまでの購入履歴では
Sサイズだったのに、
LLサイズのものが
買い物かごに入っていたのだ。